スラリーポンプのメカ改造

スラリーポンプ用メカニカルシールの早期漏れ対策と回転形・静止形の利点

スラリーポンプ用のメカニカルシールを選定する際には、耐摩耗性や耐薬品性を考慮し、早期漏れを防止する構造を選択することが不可欠です。
お使いのダブルメカニカルシールは既に高いシール性能を持っていますが、さらなる向上を図りましょう。

回転形メカニカルシール:

小型でコンパクトな設計が可能なため、径方向の寸法が小さい。
高速回転に適しており、効率的なポンプ運転が可能。
内部流体がスラリーであっても、スプリングを大気側に配置することで作動不良を回避できる。

静止形メカニカルシール:
スプリングが遠心力の影響を受けないため、高速回転に適した構造。
大径軸や高粘度流体に適している。

静止形ダブルメカニカルシールの提案:
静止形メカニカルシールのダブル構造を検討してください。
スプリングが遠心力の影響を受けず、高速回転にも安定して対応可能。
静止形の利点を活かしつつ、ダブル構造を採用して早期漏れを防止する。

スラリーポンプの安定した運転と信頼性向上のために、適切なメカニカルシールの選定と改善をお勧めします。

スラリーポンプのメカ改造
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