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技術コラムVol.027:メカニカルシールの基本的な構造 – 主要部品の役割

メカニカルシールは、主に摺動環(回転環と固定環)の対向する摺動面で流体の漏れを制御します。基本的な構造には、この回転環と固定環に加え、二次シール、スプリングなどが含まれます。回転環と固定環は、ラッピング仕上げされた摺動面が互いに接触し、回転または摺動しながら漏れを抑制します。

技術コラムVol.026:メカニカルシールはどこで活躍している? – 広がる適用機器

メカニカルシールは、産業界の著しい技術発展に伴い、広範な分野で流体を扱う様々な機器の軸封部として使用されています。適用範囲は急速に拡大しており、自動車、家庭用電気器具、農業関連、船舶、石油化学、一般化学、製鉄、製紙、食品、エネルギー(電力・原子力)、航空機・宇宙など、多岐にわたる産業で利用

技術コラムVol.024 漏れ原因の発生率を円グラフで見る

メカニカルシールの漏れ原因の大部分は、メカニカルシール自体ではなく、他の要因にあることが明らかになっています。実に80%以上の漏れ原因がメカニカルシール以外の要因に該当します。例えば、ポンプのオペレーションミスや、取付け機器の不具合、更には、メカニカルシールの補助機器や周辺機器にト

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