インサイド形メカニカルシールとは

インサイド形メカニカルシールは、ポンプやミキサーといった回転機械で使用されるメカニカルシールの一種です。
以下に、インサイド形メカニカルシールの特長を説明します。

基本構造:
インサイド形メカニカルシールは、スプリングなどによって軸方向に動くことができるシールリングと、動かないメイティングリング(またはフローティングシート)から構成されています。
両リングの軸に垂直な摺動面がお互いに接触し、相対的に回転することによって、流体の漏れを最小限にする働きをします。
ただし、完全な漏れ防止ではありません。

構成材料:
インサイド形メカニカルシールはさまざまな種類の流体に使用されるため、構成材料も多岐にわたります。
主な構成材料には、
摺動材(カーボン、シリコンカーバイド、超硬合金など)
二次シール材(NBR、FKM、FFKM、PTFEなど)
金属材(SUS316、チタン、アロイなど)があります。

特徴
摺動面の外周から内周に向かって流体が漏れようとするタイプです。
漏れの方向が摺動面間の遠心力に対して反対方向となるため、密封条件的に有利です。
摺動面周辺の流体が常に入れ替わるため、高濃度スラリーを扱うときにも有利です。
最も一般的に使用される形式です

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