メカニカルシールの漏れ原因は多岐に渡ります。
例えば、
昨日まで順調に稼働していたポンプのメカニカルシールが、
翌朝のポンプの試運転でメカニカルシールが突発的に漏れた場合、
メカニカルシールに生じる損傷は以下のことが推察されます。
・摺動面の損傷(割れや破損)
・ベローズの破れが推察されます。
では、摺動面の損傷の原因は、なんでしょうか?
・過大圧力
・冷却不足
・空運転
・熱衝撃が推察されます。
続いては、ベローズが破れる原因は、なんでしょうか?
・過大トルク
・振動
・摺動面の固着が推察されます。
ポンプのメカニカルシールが突発的に漏れた場合、メカニカルシール本体に問題が発生していることは少ないです。
ポンプの液切れ(呼び水なし)などのオペレーションに起因したドライ運転が挙げられたり、
出口配管の締切運転や、シール対象の液体が変質(固着含め)が挙げられます。
いかがでしたか?
メカニカルシールの漏れ原因は多岐に渡りますが、漏れた状況から損傷を推察して、漏れ原因を推察することが可能です。
メカニカルシールの漏れでお困りのことがあれば、ジクシール株式会社に相談してください。