摩耗メカニズム!修理と改善!

ABNORMAL WEAR / START & STOP

クラッチ部の異常摩耗と、起動・停止条件を照合

クラッチドライブ方式のメカニカルシールで確認された異常摩耗を、起動・停止の頻度と固着性流体による負荷の可能性から整理した事例です。

クラッチドライブ異常摩耗運転条件
01
CASE SUMMARY

摩耗痕だけで原因を決めず、運転履歴と照合

修理依頼品のクラッチ部に異常な摩耗が見られました。頻繁な起動・停止と、再起動時に固着性流体から受ける負荷が関係する可能性を整理し、運用面を含む改善策を検討しました。

対象構造

クラッチドライブ方式のメカニカルシールです。

現物で確認した状態

クラッチ部に通常とは異なる摩耗が見られました。

現在の判断

運転条件との関係を候補として整理し、次回運転時の状態確認を予定しています。

02
CHECK FLOW

現物と運転条件を、分けて確認する。

確認した事実と原因候補を混ぜず、次に確認する項目へつなげます。

STEP 01

摩耗位置を確認

摩耗が集中している部位と、接触の方向を確認します。

STEP 02

運転履歴を整理

起動・停止の頻度、停止時間、再起動時の状態を確認します。

STEP 03

改善案を検討

部品修理だけでなく、運転方法を含む確認事項をオペレーターと整理します。

03
DECISION POINTS

同じ症状で、確認を分ける項目。

下表は、この事例から相談時に整理できる判断材料です。

異常摩耗摩耗位置、範囲、左右差、接触痕
起動・停止頻度、停止時間、再起動時の負荷変化
固着性流体停止中の固着、再起動時の動き、洗浄・供給条件

運転条件との関係は、この時点では原因候補です。次回運転時の状態を確認し、現物の変化と照合して判断します。

04
ACTUAL PARTS

現物写真で、付着・摩耗・修理箇所を確認。

写真は案件の外観記録です。原因や性能を写真だけで断定しません。

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