メカ漏れの相談!

メカニカルシールの漏れは、多くの工業プロセスにおいて問題となりますが、適切な対策を講じることで改善できることがあります。
以下に、メカニカルシールの漏れに関するいくつかのケースと対策をご紹介します。

01.突発的な漏れ:
摺動面の損傷やベローズのパンクが原因です。
摺動面の損傷は過大な圧力や冷却不足、空運転、熱衝撃が影響します。
ベローズのパンクは過大トルクや振動、摺動面の固着が考えられます。

02.寿命の不安定さ:
交換後の寿命が安定しない場合、付着物や摺動面の局所当たり、作動部品の摩耗、パッキンの固着が原因です。
次回メンテナンスで原因を特定しましょう。

03.交換直後の漏れ:
運転上の問題が原因です。空運転や締切運転、吸込不良、軸移動に注意しましょう。
立ち上げ時のポタポタ漏れは異物の噛み込みやサクションフィルタの詰まりも考慮しましょう。

04.微量漏れ:
摺動面からの漏れが主な原因です。パッキンからの漏れは稀です。
急に漏れが止まった場合は、摺動面が馴染んだ可能性があります。

05.シーラントの缶内漏れ(コンタミ):
ダブルメカニカルシールでは完全なコンタミゼロは難しいです。
非接触式のドライガスシールを検討しましょう。

※メカニカルシールの交換や修理は、運転状況を詳しく伺い、適切な対策を。案するプロセスです。
お客様の安全連続操業をサポートするため、適切な対応を行ってください.

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