PUMP / DISASSEMBLY INSPECTION
異音・振動が出たポンプを分解し、確認箇所を整理
遠心ポンプの異音・振動に対し、分解点検で確認された部品状態と、その後の判断材料を整理します。

01
CASE SUMMARY
症状だけで決めず、回転部を順に確認
異音や振動は、軸受だけでなく、固定状態、はめ合い、回転部品など複数の箇所が関係する場合があります。この事例では、分解後に見つかった状態を部位ごとに整理し、交換を含む対応を検討しました。
軸受の内輪に損傷が見られました。
軸受固定ナットの変形と、水切り部品の損傷が確認されました。
軸受箱のはめ合い部に摩耗が見られました。
02
CHECK FLOW
確認した状態を、次の作業へつなげる。
症状、分解時の状態、実施内容を混ぜずに整理すると、整備範囲を判断しやすくなります。
症状を整理
異音・振動が発生する時期と運転状態を分けて確認します。
分解して部位別に確認
軸受、固定部品、水切り、軸受箱の状態を順に見ます。
対応範囲を決める
確認された損傷をもとに、部品交換や追加確認の範囲を検討します。
03
DECISION POINTS
整備判断で分けて確認する項目。
確認項目は機器と状態で変わります。下表は、この事例と関連する判断の入口です。
| 回転時の音・振動 | 軸受状態、固定状態、はめ合い、接触の有無 |
|---|---|
| 軸受周辺の損傷 | 内輪、固定ナット、水切り、軸受箱 |
| 再組立前 | 交換部品、取付状態、回転の滑らかさ |
複数の損傷が同時に確認されたため、一つの部品だけを原因と決めず、軸受まわりと固定・はめ合いを分けて確認する事例です。