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技術コラムVol.005 メカニカルシールが水漏れすると#01

メカニカルシールの水漏れを放置すると…。ポンプ本体を腐食させたり、作業環境を悪化させます。もし、シール対象が水ではなく、汚水や油であった場合、作業環境は劣悪になるので、放置することはできません。更には、シール対象が危険物や化学薬品であった場合、作業環境の悪化だけでは収まらず

技術コラムVol.004 メカニカルシール ある時、ない時

『ある時』一般的に3~5cc/hrの漏れ量です。摺動面同士の接触で発生する摺動発熱で蒸気化した蒸気が漏れています。見た目で液漏れは確認されないので、メカニカルシールは漏れを完全に止めることが出来ると勘違いされることがあります。あくまで、メカニカルシールは、漏れ量を最

炭化ケイ素(SiC)の納期が長期化!?

国内外の半導体メーカーが炭化ケイ素(SiC:シリコンカーバイト)増産投資!日経平均一時4万円台、半導体株が牽引する!日本の経済が活性化している明るいニュースですが…。メカニカルシールの業界においては…。やっぱり…。SiCの納期が心配!!これまで以上に納期が長期化する

技術コラムVol.003 ラッピング研磨とは 摺動面の精密研磨

メカニカルシールは、ミクロン単位に精密研磨(ラッピング仕上げ)された摺動面同士の接触により、流体の漏れを最小限に制御する装置ではあるが、流体の漏れを完全に止めることは出来ない。その理由は、摺動面同士は接触しているけど、ミクロン単位のスキマが存在します。これこそが、メカニカルシールが

技術コラム Vol.002 メカニカルシールの仕組み

メカニカルシールは、『回転環』と『固定環』があります。『回転環』は軸に固定するので、軸と一緒に回転します。『固定環』はポンプのケース側に固定するので、軸と一緒に回転しません。『回転環』『固定環』は軸に垂直な面、いわゆる『摺動面』が互いに接触して、相対的に回転する『摺動面』に

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