メカニカルシールの保全相談

摺動面の研磨や二次シール交換が可能な構造に見直せる場合があります。現在の形式と運転条件を確認して、修理性を検討します。
撹拌機のドライメカが傷むたびに一式交換となり、整備費がかさむ。現在のシールが修理できる構造か分からない。既にドライ式を使っている設備では、運転条件に加え、摺動面や二次シールを整備できる構造かという視点で保守方法を見直せます。
修理できない理由を、構造から確認する
一体化された部品、分解できない保持構造、寸法の余裕不足など、修理を制約する条件を調べます。傷んだ部品だけを取り替えられるか、研磨後も必要な寸法を保てるかを確認します。
ドライ式という名称だけで修理性は決まりません。摺動材、支持・保持方法、二次シールの交換性、点検できる部位を型式ごとに見ます。
修理しやすさと運転適合を両立させる
分解・再組立しやすくしても、運転条件に合わなければ採用できません。温度、圧力・真空、回転速度、ガスや蒸気、粉体の有無、軸の動きを整理します。
保持方法や部品構成を変更する場合は、気密の確認や組立後の検査、機器側との取合いも必要です。現行品と同じ外形という理由だけで同等の性能と判断しません。
毎回の一式交換と、修理できる運用を比較する
初回の構造見直し費用に加え、次回以降の交換部品、検査、予備品、停止作業を比べます。想定する修理回数や運転期間は条件として明示し、確定していない効果を費用削減実績として扱わないようにします。
ジクシールは、既存ドライメカの修理性を考慮した構造の相談に対応します。封液式からドライ式への方式変更とは分け、現在のドライ式をどう保守するかを検討します。
相談前に、分かる範囲でそろえたい情報
- 現行ドライメカの図面・型式・分解状態
- 一式交換となっている理由、過去の損傷部
- 温度・圧力・真空・回転速度と軸の状態
- 希望する整備範囲、検査、予備品と停止計画
ドライ式なら、研磨して何度でも使えますか?
材質、損傷、残り寸法、保持構造などで制限があります。研磨と二次シール交換ができるか、再組立後に何を確認するかを個別に決めます。
撹拌機の図面・現メカ・交換時の悩みからご相談ください。