メカニカルシールの保全相談

実際の温度と圧力、摺動部の状態を照合します。潤滑の確保や摺動部の形状など、使用条件に合わせた仕様の見直しを検討します。
温水や高温液のポンプで、メカを替えても短期間で漏れる。高温対応の材質というだけでは、摺動部の潤滑状態や実際の温度・圧力を判断できません。プロセス液側の条件と損傷を照合し、使用条件に合う仕様を検討します。
設定値ではなく、実際の温度と圧力を見る
通常運転、立上げ、停止、洗浄の温度・圧力を、測定位置とともに整理します。運転中に変動する場合は、漏れた時点と対応させて残してください。
シール水側の温度上昇と、高温プロセス液側の短寿命は調査の入口が異なります。どちらの液の温度を測っているかを明確にし、混同しないようにします。
摺動部の状態と潤滑を照合
摺動面の変色、割れ、摩耗、付着などを確認し、液の状態、圧力、補助流路との関係を調べます。高温という条件だけで損傷原因を確定しません。
材質の組合せ、摺動部の形状、潤滑を確保するための設計などが検討対象です。形状変更の適否は機器条件ごとに判断し、特定の溝や構造をすべての設備へ適用しません。
仕様の提案と、確認された効果を区別する
修理、仕様変更、補助系統の見直しを比較し、変更後にどの条件で評価するかを決めます。提案・見積段階の案を、寿命改善が確認された実績として扱わないことが大切です。
ジクシールは高温液の条件と現物から設計・修理を相談できます。損傷と運転記録をもとに候補を整理し、試用・点検で有効性を確認する進め方を検討します。
相談前に、分かる範囲でそろえたい情報
- 実際の温度・圧力と測定位置、運転履歴
- 摺動面・二次シールの損傷と現行材質
- 補助流路、流体、回転速度と取付図
- 修理歴・交換周期、変更後の評価条件
耐熱材に替えれば短寿命は解決しますか?
潤滑、圧力、摺動部形状、補助系統なども関係します。損傷と実条件を調べ、材質以外も含めて仕様を検討します。
温度・圧力・漏れ時期・損傷部品からご相談ください。