メカニカルシールの保全相談

液が結晶化する条件と付着箇所、停止中の温度変化を確認します。保温や洗浄、補助流路、構造を組み合わせて対策を検討します。
運転中は流れる液が、停止して冷えると結晶化し、再起動でメカが固着する。通常運転の温度だけでは対策を決められません。液固有の結晶化条件と付着箇所、停止中の温度推移を確認し、保温・洗浄・補助流路・構造を検討します。
液が変化する条件を具体化する
濃度、混合物、温度、時間によって液がどう変わるかを整理します。結晶化の温度は液と条件で異なるため、一つの案件の温度を共通の閾値として使いません。
運転時だけでなく、停止後の冷却、残液の量、滞留する場所、再加熱・洗浄の状況を記録します。乾燥粉による詰まりや水の付着物とは、原因の入口を分けて調べます。
どこが固着し、再起動で何が起きるかを見る
摺動面、スプリング周辺、二次シール、補助流路など、付着した箇所を分けて確認します。再起動時の抵抗や駆動部の損傷、漏れた時点も記録します。
固着を無理に回して解除することを前提にせず、取扱手順と安全措置を確認します。洗浄前の写真を残すと、液の変化と部品の機能を照合しやすくなります。
停止中の管理と構造を組み合わせる
保温や温度管理、排液・洗浄、補助流路、付着しにくい構造などを比較します。加熱・洗浄は液と部品の適合、品質への影響を確認したうえで計画します。
ジクシールは現物と液の性質から対策を相談できます。運転中だけでなく停止・再起動まで含めた条件を共有し、変更後の点検と評価を決めます。
相談前に、分かる範囲でそろえたい情報
- 液・濃度と温度別の結晶化・固化条件
- 停止時間と温度推移、洗浄・保温の手順
- 付着箇所・固着・駆動部損傷の写真
- 補助流路・取付図、再起動時の状況
結晶化するなら、とにかく加熱すればよいですか?
液の性質、品質・安全、部品の耐熱性、滞留箇所を確認する必要があります。保温・洗浄・構造などを組み合わせて検討します。
結晶の状態・温度変化・停止時の条件からご相談ください。