BLOG

技術コラムVol.012 ドライ運転は要注意漏れる原因No.1

メカニカルシールが漏れる原因は、運転初期の漏れ原因としては、『空運転』や『締切運転』による『ドライ運転』が挙げられます。ドライ運転とは?摺動面間にシール対象の液体がない状態(潤滑膜がない状態)のこと。メカニカルシールは『ドライ運転』してしまうと、摺動面が焼き付き破損します。

技術コラム Vol.011 寿命の目安はある?その違いは

メカニカルシールの寿命は、ご使用の環境や対象機器によって、大きく異なりますが、一般的な目安は2~3年くらいです。ご使用の環境によっては、5~10年くらい液漏れしないこともございます。メカニカルシールの寿命に影響する要素は、シール対象の種類・圧力・温度・粘度・固形物の有無・スラリー濃

技術コラム Vol.010 メカニカルシールの交換周期

メカニカルシールは消耗品であり、一般的な寿命の目安は2~3年になるので、1年に1回の交換を推奨期間としています。あくまで、予防保全の視点による交換の推奨期間なので、メカニカルシールの寿命ではありません。事後保全(水漏れ確認後に交換)であれば、思わぬ水漏れによるトラブルが発生すること

技術コラム Vol.009 スキマが崩壊すると液が漏れる

メカニカルシールの摺動面同士のスキマは、経年劣化の摩耗で広くなります。そうすると、液漏れ量が増加するだけではなく、摺動面同士のスキマには、液中の異物などが嚙み込んだりして、摺動面同士のスキマがマイクロメートルの数値を維持することが出来なくなるので、液もが漏れることになります。

技術コラム Vol.008 マイクロメートルの不思議な世界

メカニカルシールの摺動面同士のスキマは、0.25~2.5㎛で管理されています。メカニカルシールが精密部品と呼ばれる理由は、摺動面のスキマコントロールにあります。摺動面のスキマは『狭すぎても』『広すぎても』正常なシール性能は発揮できません。

TOP