技術コラム

溶剤でメカニカルシールのゴムが膨らむ|Oリング材質を見直す前の確認

メカニカルシールの保全相談

ゴムが膨らみシールが不調流体との適合から材質を検討
ゴムが膨らみシールが不調から流体との適合から材質を検討を検討するメカニカルシールの相談イラスト
構造と相談のイメージです。実機の作業手順や改善結果を示すものではありません。
溶剤でOリングが膨らみ、交換が頻繁です。

流体名だけでなく、濃度、温度、洗浄液、使う時間も確認します。膨潤や硬化の状態から、二次シールの材質と構造を検討します。

交換したOリングが膨らむ、硬くなる、外すと変形している。溶剤名だけで材質を選ぶと、濃度や混合物、洗浄液、温度の影響を見落とすことがあります。二次シールの損傷と実際に触れる液を照合し、材質と組込み条件を見直します。

膨潤・硬化・切れを分けて記録する

取り外した二次シールの形状、弾性、表面の傷と、漏れた位置を記録します。材質の不適合だけでなく、組込み時の傷や接触面の損傷なども確認対象です。

交換前後の部品を型式・設備ごとに識別し、使用時間と変化を残してください。外形が変わっている場合も、写真だけで成分や原因を断定しません。

プロセス液以外に触れる液も確認

混合液の各成分と濃度、運転温度、洗浄液、切替え手順、接触時間を整理します。通常の原料に適合しても、洗浄時の温度や薬液で問題が起きる可能性があります。

材質名が同じでも配合やグレードによる違いがあるため、供給仕様を確認します。一般的な耐薬品表は候補を絞る資料とし、実条件での適合評価を省く根拠にはしません。

材質と密封する面・溝を合わせて検討

二次シールが動く形式では、溝や接触面の状態、付着・固着も機能に影響します。寸法、組込み方法、必要な変形や動きも、材料と一緒に確認します。

ジクシールは二次シールの材質・構造の相談を受けます。現物、液の情報、温度履歴から、交換材の候補と確認方法を整理します。

相談前に、分かる範囲でそろえたい情報

  • 現行材質・グレードと新品/使用品の状態
  • 混合物・濃度・洗浄液・接触時間
  • 運転温度・圧力、交換までの使用期間
  • 溝・接触面・組込部の図面と写真

耐薬品性が高いゴムに替えれば解決しますか?

温度、機械的な条件、混合液、洗浄条件との適合も必要です。損傷と密封部の状態を確認し、候補を個別に比較します。

二次シールの材質相談は、ジクシールへ。

使用液・温度・膨らんだ部品からご相談ください。

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