技術コラム

ステンレス製メカニカルシールが腐食する|付着物と金属損傷を分けて確認

メカニカルシールの保全相談

錆や腐食で部品が傷む損傷と使用条件から材質を検討
錆や腐食で部品が傷むから損傷と使用条件から材質を検討を検討するメカニカルシールの相談イラスト
構造と相談のイメージです。実機の作業手順や改善結果を示すものではありません。
ステンレスなのに、メカの金属部品が腐食します。

付着物の色と母材の損傷を分けて確認します。流体や洗浄条件、温度も照合し、部品交換と材質見直しの範囲を整理します。

ステンレス製だから腐食しないと思っていたのに、分解した金属部品に変色や穴がある。まず付着物と母材の損傷を分け、液、洗浄、温度などの条件を確認します。表面の色だけで材質不良や腐食の種類を決めず、再使用に影響する損傷を調べます。

付着している物と、金属が失われた部分を分ける

変色、付着、点状の損傷、割れ、密封面の荒れなどを位置ごとに記録します。洗浄後に母材の状態を確認する場合も、事前の写真を残すと付着との関係を調べやすくなります。

再使用の判断では、見えやすい外面だけでなく、二次シールの接触面、保持部、締結部、薄い部分を確認します。損傷の深さや範囲によって部品交換が必要になることがあります。

接液と洗浄、濃縮・滞留を照合する

流体の組成・濃度、温度、洗浄液、液の切替え、停止時に残る液などを整理します。カタログの材質名だけで、すべての液と環境への耐食性を保証することはできません。

どの部位がどの液に触れるかを図面と現物で確認します。同じユニット内でも、接液、隙間、滞留などの条件は部位ごとに異なる場合があります。

部品交換と材質変更の範囲を決める

必要な密封面や強度が維持できるかを見て、補修、再製作、材質変更を比較します。腐食で失われた金属を研磨だけで元に戻すことはできません。

ジクシールでは、金属部品の状態と使用条件から修理・製作を相談できます。材質変更後の点検条件も決め、変更が有効だったかを実運転で確認できるようにします。

相談前に、分かる範囲でそろえたい情報

  • 洗浄前後の損傷写真、部位と現行材質
  • 流体・濃度・温度、洗浄液と停止中の状態
  • 密封面・保持部・締結部の図面と損傷寸法
  • 過去の交換歴、部品交換・評価の希望

表面の錆色は、すべて金属腐食ですか?

付着や周囲からの汚れの場合もあります。母材の損傷と分けて確認し、液・洗浄・温度などの条件と照合します。

メカの腐食相談は、ジクシールへ。

腐食した部品・使用液・洗浄条件からご相談ください。

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