技術コラム

長期保管したメカニカルシールは使える?取付け前に確認したい状態

メカニカルシールの保全相談

保管したままで状態が不明取り付ける前に点検・整備
保管したままで状態が不明から取り付ける前に点検・整備を検討するメカニカルシールの相談イラスト
構造と相談のイメージです。実機の作業手順や改善結果を示すものではありません。
長く保管した予備メカを、そのまま使って大丈夫ですか?

外観だけで決めず、保管状態、摺動面、二次シールなどを確認します。現在の使用条件とも照合し、使用前の点検整備を検討します。

倉庫に予備メカがあるので安心していたが、何年前の品か分からない。緊急交換で使う前に、保管環境と部品の状態、今の設備条件への適合を確認しましょう。未使用であることと、すぐに使用できることは同じではありません。

箱を開ける前に、識別と保管履歴を確認

型式、製造番号、購入・修理時期、適用設備を調べます。屋内外、温湿度、包装や防錆の状態、保管中の移動・落下など、分かる範囲で履歴を整理してください。

同じ棚に似た形のシールがあっても、材質や作動長さが同じとは限りません。ラベルが読めない品は、外観だけで適用品と決めず、現物と図面を照合します。

摺動面と二次シールの状態を見る

摺動面の傷・腐食・付着、金属部品の錆、可動部の固着などを確認します。二次シールは外観だけでは健全性を判断しにくいことがあり、材質、保管状態、使用条件から交換の必要性を検討します。

現場で無理に動かす、面を擦る、強い薬剤で洗うことを先に行わず、取扱方法を確認してください。点検するための分解が必要かも、形式によって異なります。

現在の使用条件と照合してから取り付ける

購入当時から液、洗浄方法、温度、圧力が変わっていないかを確認します。設備改造や補助系統の変更がある場合は、旧仕様の予備品が現在も使えるかを見直します。

ジクシールでは長期保管品の点検・整備を相談できます。使用予定日より前に現物と履歴を共有し、点検、部品交換、組立後の確認に必要な時間を確保してください。

相談前に、分かる範囲でそろえたい情報

  • 型式・製造番号・適用設備と購入/修理時期
  • 包装、防錆、温湿度、移動などの保管履歴
  • 摺動面・ゴム・金属部の状態が分かる写真
  • 現在の使用条件と、予備品を使う予定日

何年までなら使えますか?

一律の年数では決められません。メーカーの保管条件を確認し、材質、保管環境、現物状態、現在の使用条件から判断します。

予備メカの点検は、ジクシールへ。

保管期間・保管状態・使用予定の機器からご相談ください。

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