密封は、毛細管現象!?
メカニカルシールは、ポンプの液体漏れや異物混入を防ぐ重要な密封装置です。その仕組みは、固定された固定環と軸に取り付けられ回転する回転環の間の微細な隙間、摺動面を利用しています。この摺動面に液体が入り込むことで、毛細管現象が起こり、液体が潤滑油として機能し、軸のスムーズな回転を保ちながら漏れを
メカニカルシールは、ポンプの液体漏れや異物混入を防ぐ重要な密封装置です。その仕組みは、固定された固定環と軸に取り付けられ回転する回転環の間の微細な隙間、摺動面を利用しています。この摺動面に液体が入り込むことで、毛細管現象が起こり、液体が潤滑油として機能し、軸のスムーズな回転を保ちながら漏れを
寿命が不安定メカニカルシールを交換して数か月で漏れる場合、摺動面への付着物、摺動面の局所当たり、作動部品の摩耗、作動用パッキンの固着などが原因と考えられます。次回メンテナンスを行う際、取外したメカニカルシールをつぶさに観察することが重要です。交換してすぐ漏れる交換してすぐにポタポタと
メカニカルシールの漏れ原因は多岐に渡ります。例えば、昨日まで順調に稼働していたポンプのメカニカルシールが、翌朝のポンプの試運転でメカニカルシールが突発的に漏れた場合、メカニカルシールに生じる損傷は以下のことが推察されます。・摺動面の損傷(割れや破損)・ベローズの破れが推察され
難シール流体(高粘度流体や凝固性のある流体)には、摺動面をエッジ構造にすることが一般的です。エッジ構造とは摺動面の片側を狭くする、先端は△こんなイメージです。先端が鋭く尖っているため、摺動面への異物噛みこみを軽減し、多量の漏れを防ぐ効果があります。ロータリーポンプでは標準的に
メカニカルシールの摺動材についてメカニカルシールは、摺動面同士を接触(摩擦)させて、液体やガスの漏れを防ぐための装置です。そのため、主要構成材料の中でも、摺動材は最重要だと言えます。優等生のカーボン(炭素)カーボンは自己潤滑性があり、さまざまなセラミックスや超硬合金と組み合わ
メカニカルシールの金属部品(ステンレス)にテンパーカラー!?テンパーカラーは、金属表面からの反射光の干渉によって生じるもので、酸化膜の厚さによって色調が変化します。ステンレス鋼に付着するテンパーカラーは、耐食性を良好とするクロム(Cr)の濃化した不働態皮膜ではなく、鉄(F
今回は、他社製のメカニカルシールの修理についてまずは、無料の見積もり!お預かりしたメカニカルシールを丁寧に分解し、部品の確認を行います。汚れを落とすために洗浄し、割れやクラックがないか粗研磨で確認します。無料の見積もりとは言え、見積もりを提出するまでに、なんと!80%近く
ロータリージョイント固定された配管に流れる様々な流体を回転体に搬送するための回転機器です。内部にはベアリングや回転用シールが設けられており、配管のねじれや破損を防ぐ役割を果たします。特殊なシール方法を採用する製品もあります。・非接触式ギャップシール・磁性流体シール